其の一
其の二
其の三




其の一
其の二
其の三
其の四
其の五






あとがき

石屋の体験 其の二
地中から古い無縁の石碑が大量に・・
昭和57年にお墓造りの仕事につき沢山の不思議な現象を体験してきました。

平成9年6月にあるお寺さんの奥さんがそれまで健康であったのが、8年ぐらい前より突然に頭痛、肩こり、吐き気が強くいつも寝ている方が多い毎日でした。また御住職も体調が優れず3人の子供たちの仲もしっくり行かず大変に困っておりました。どうもお墓に関係があるのではないかと相談を受け、現在ある自然石碑の先亡住職たちのお墓を直したいとの希望でした。

寺(450年)の歴史等を調べ図面を書き6月吉日に着工と決まり、当日にお寺に伺ったとき奥さんがあんなに苦しんでいた頭痛、吐き気、肩こりが取れこんな不思議なことがあるものかと喜びの言葉でした。

そして私は、いったん自宅に帰り用事を済ませ仙台の現場に出かける朝に3本立てたお線香の真中が中ごろで消え、車に乗ろうとしたらすずめが1羽前に死んでいました。これは工事に大変なことが起こるのではないかと思い、自分の身代わりになったすずめを工場の裏の山にお米と共に埋葬いたしました。

私は難しい何かが起こりそうなときは必ず霊能者を通し調べ着工するのです。そのときは「墓地の下で黒いものが沢山貴方の足を引っ張っている」と十分工事に注意すようにとの知らせでした。ところが現場についたら以前に工事した石屋さんが墓地の下に埋めていた古い無縁の石碑が小型トラック1台分出てきました。

私の師墓相研究家故今井鴻象先生は、「一度手を合わせた石塔はいくら抜魂しても、魂は抜けないものですよ」と言っておりましたので住職と相談して平成10年2月ごろ万霊塔を建設して、そこに無縁仏石をお祀りして供養することになりました。

境内の隅にシートを被せてあった無縁仏石塔の前で従業員の一人に「来年2月に暇になったら万霊塔を建立させてもらうことになった」と話しましたところ、9月10月の仕事がキャンセルになったり、着工が延ばされたりし工事が無になりました。私は神仏が、私に仕事はやめろとのことかと途方にくれてしまいました。

その時「暇になったら万霊塔を建立させてもらう」と云ったことを思い出し、早速家内ともどもに、こうゆうわけで大変に困っておりますので住職に万霊塔建設をお願いいたしましたら、「貴方のおかげですべてが元のように良くなりました。いつでも着工してください」といわれ、帰りにシートに覆われていた無縁仏石塔にお詫びし、すぐに建設にかかることを約束し、夜7時に帰宅したところ8時に早速注文があり、翌日も1件、2件と仕事を頂きました。

その言葉(言霊)の体験を通して霊魂(現代は魂、気、生命体、波動、人格、スピリットなどと色々な言葉で表現)は生きているのです。それを知ってお墓作りをお勧めします。

石屋の体験 其の三

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